カラオケに欠かせないマイクは最早ワイヤレスマイクでなければいけないという風潮になっていますよね。

ステージのある店でない限りワイヤードマイク(線が伸びてるマイク)は線が邪魔で結構嫌われます。
でもいい値段します。業者さんに聞いてびっくりした人も多いはずです。

しかも酔っ払いが歌うたびに手に持つので、うっかり落とされる…なんてことも日常茶飯事です。

「音がプツプツ途切れる!」だとか「すぐ充電がなくなる!」
だとか「こっちは歌いやすい、こっちは歌いにくい」だとか体験された方もいるかもしれません。

アフターメンテナンスで呼ばれる率がリモコンの次に多かったマイクの故障ですが、ワイヤレスマイクの事を少し知っておきましょう。
リースならともかく買った人にとっては故障なんて金のかかる事ですし、なんとかしたいですよね。

※もっと詳しく知りたい人はワイヤレスマイク専門家の人たちのブログなんかを見てください。あくまでもカラオケ業者が周辺器材の商品として扱って体験してきた程度の知識しか持ち合わせていません。音が良いとか悪いとかの疑問はきっとここでは解決しません※

一般的にカラオケで使うワイヤレスマイクは大きく分けて二種類
赤外線式電波式です。

まず赤外線式のマイクですが、目に見えない赤外線の信号をマイクから受信機に向けて送ります。
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マイクの下部に赤外線信号を発信する発光部があり、そこからカラオケに接続されているレシーバーか受信しやすく天井とかに設置されている受光ユニットに信号が送られます。
特徴として「外部の干渉を受けにくい」「物理的な遮断に弱い」です。
発光部を手で覆ったりレシーバーの前に物を置いたりなどで物理的に電波を遮ると音が途切れます。

松山千春方式の持ち方は厳禁です

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あとプラズマディスプレイと相性悪かった気がしますが、プラズマ自体が絶滅危惧種なので無視します。

次に電波式のマイクですが、簡単に言うと携帯電話と同じです。決められた周波数帯の電波を使って信号を送っています。
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上の赤外線と違ってレシーバーに二本のアンテナが付いてます。

こちらの特徴は「外部の干渉を受ける可能性がある」「物理的な遮断に強い」です。
マイクを手で覆っても音が途切れることはありません。松山千春方式の歌い手さんはこちらのマイクで歌いましょう。

免許がなくても使用できる周波数帯だけを使うのでラジオやテレビなんかの電波は拾いません。逆に他の飲み屋さんのマイクの電波を拾う可能性があるのです。
時々雑居ビルなどで「2階のお店の歌が5階のスピーカーから聞こえる」など大変な騒ぎに発展します。
繁華街では多くの飲食店が乱立してますが同じくらいカラオケ業者も出入りしているので、たまたま同じ機種の同じ周波数帯を使用してしまう事も珍しくないのです。

雑居ビルでのカラオケ設置時には営業がてらそのビルのお店全店に挨拶したものです。ついでに調整までさせられるなんて事もありました。仲良くなれるチャンスですから業者は喜んで調整します。お店的にも他の店の情報も聞けるのでwin-winです。今のカラオケ業者さんを裏切ると言う訳ではなく、自分の店の為に得るものは多いので是非仲良くなっておきましょう。
※但し自分の店の情報はあまり出さない事※

と言う訳で赤外線と電波のメリットデメリットは相反するものだと捉えて頂き、歌いやすさとか音の良し悪しに関してはここではスルーします。

次回は「故障かな?と思ったら」カラオケ屋を呼ばずに「まずこれを実践してみよう」の回です。